Macと相性の良いカードリーダー Cateck



長年Macを使い続けている。
自分で持つようになって、かれこれ15年くらい経った。
初めて持った頃はブラウン管のように大きく重く、スケルトンや乳白色のモデルが普及していた頃だった。
Macを買う、という行為が「何かを自分で作る」という意味と同義だった頃だ。
イラストレーターやフォトショップをアカデミック版(学生・教員用割引)で買い、まだ覚えたての知識と技術で作りまくっていた。

当時、ローカルなレンタルCD屋でCDを借り、CD-Rに焼くのが趣味と言えば趣味だった。
CDがシングルだったら、コンピレーションのように曲を集めて、簡単なジャケットを作ってコピー用紙にプリントアウトしパッケージしていた。
焼いたCDを友人が聴いて「これ誰?」と興味を持ってもらうのが嬉しかった。

結局その後仕事にもなっていくのだけど、歳をとっていくと使うMacも進化していった。
プラスチック製の筐体も、今ではアルミニウムの削り出しになった。ブラウン管など、もはや若い人は知らないし、重さも4分の1程度、ディスプレイは極薄になった。

どんどんシンプルになっていくMacのデザイン。
どこかのタイミングでCDのドライブもなくなった。今や外部メディアはほとんど不要になっていき、かろうじてSDカードのスロットがあるくらい。
でも欲を言えばCDドライブはまだまだ欲しいし、スロットもSDだけじゃ不足していた。

というのも、自分が使っている一眼レフカメラは、SDカードも使えるがコンパクトフラッシュも使うことができ、メインで使っているのがコンパクトフラッシュだったからだ。
今の時代、一眼レフからWi-Fiを通じて直接スマホにデータを移すことももちろんできるが、Lightroomによるレタッチや、ファイル管理の観点で考えるとほぼWi-Fi経由は使わない。

じゃあ、カードリーダーが必要だな…純正ではSDカード用しか存在していないし…と思い調べていたらかなりアルミニウムの削り出しに近いデザインのものを見つけた。




Cateckというメーカーのもの。ハッキリ言って日本での知名度は低いと思う。
ただ、作っているものは徹底してAppleイズムに寄り添うものばかりだ。特にUSBポートは人気が高い。

必要最小限のスロットがあって、カード差込時には青いランプが点く。
側面のグレーやコードの白も往年のMacを知っている人のデザインだなと感じた。
しかもお値段もお求めやすい。これだ。




こうして見てみてもほとんど純正と疑わない親和性の良さ。
アルミのMacを使う全てのユーザーにはこちらをオススメしたい。
注意点は読み込み後、再度差し込んだ時にカードを認識しないことがある。そんな時はUSB側を抜き差しすれば認識してくれる。
個体差なのか不具合なのかは分からないけど、それくらいなら問題ない。



このブログの人気の投稿

レイバンのサングラスを、正規取扱店で安く買う方法

数に限界があるデッドストックのパーソナルエフェクトバッグ

スタイリスト私物という現象