レイバンのサングラスを、正規取扱店で安く買う方法

まずはじめに言っておくと、今回紹介する「レイバンのサングラスを、正規取扱店で安く買う方法」は、詐欺でもスパムでもなく、まっとうに正しく正規品を購入するための方法である。
信頼の置ける実店舗にて購入する以外に、今では通販で買うことも当たり前になった中で、レイバンのサングラスはひとつの課題とも言えるだろう。
なんせ詐欺やスパムで見かけることが頻出し、「レイバンといえば偽物が横行しているもの」という認識は強まった。通販での購入のハードルは比較的高い。
有名店ならまだしも、あまり耳馴染みのないお店で買うのはためらう。
特に、定価より安く売っているお店はそれだけで信頼度が下がることも否めない。一般的なレイバンのサングラスは2万円前後するので、1万円程度で売っていたらまずは疑うほかないだろう。
しかし、自分がそれを買うにあたって、やはり安く買いたいという気持ちは強かった。
僕は目が悪いので、サングラスをするにも度入りにしたかったし、コストカットできるに越したことはなかった。
だから、まっとうな方法で正規品であることを見抜く最適な方法を見つけた。
逆に言えば、コレ以外に方法はないかもしれない。
意外と思いつかなかった普通の方法だ。
値段については記事の最後にリンクを貼ったので見てほしい。

正規店であることを見抜く唯一の方法
最初にそれに気づいたのは、友人が見つけた楽天市場の眼鏡屋さんがレイバンを安く販売していたことに端を発する。
ここの眼鏡屋さんでは当然「レイバンの正規取扱店ですよ」と謳っており、日本の正規代理店である「ルックスオティカジャパン(旧ミラリジャパン)」のギャランティー(保証書)付きであることも主張していた。でも、ギャランティーはただの紙であり、複製しようと思えばできる。
ただ、ショッピングモールでの偽物販売というのは、案外ハードルが高い。
特に海外の一部有名ブランドにおいては出店時の偽物販売を弾くため、出品する際に正規の取引であるかどうかの証明を提出する必要がある。
例えば、ルックスオティカジャパンからの納品書のコピーや、取引契約書などをモールの会社に提出するのだ。モールの信用度を保つためには当然必要なことであり、楽天市場も同じである。
つまり、ある程度は信用がある状態であることは確かだ。しかしながら、そんな中でもかいくぐる業者というのが存在するのも確かだ。だから100%と言い切れない不安さが残る。
そこで、レイバンの公式サイトにあるカスタマーサービス宛に「○○(店名)で販売しているレイバンは正規品ですか?」と質問してみた。

レイバンに直接聞いて確かめてみた結果
普通に問い合わせれば、普通に答えが出る。そんなことに気づかなかった。
送った問い合わせはこうだ。
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レイバンカスタマーサービス様
楽天市場で出店しております、「○○(店名)」様に関する質問です。
まず、率直な質問ですが○○様はレイバンの正規取扱店でしょうか?
この店ではレイバンの商品ページにて
『レイバンの日本正規代理店となるルックスオティカジャパン(旧ミラリジャパン)の商品となります。商品には、正規品であることを証明する「メーカー保証書」と「説明書」が同梱されます。』
と記載されています。
定価よりも安価で販売していましたので不安に思いレイバンの公式ホームページより店舗検索をしたところ○○様の名前は出てきませんでした。
代理店様にお話を伺えると安心できますのでぜひご回答いただければと思います。
よろしくお願い致します。
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不躾な質問で大変失礼なのは承知の上で、こんな内容を送った。
そして3日後に返信がきた。
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レイバン カスタマーサービスでございます。
この度はレイバン カスタマーサービスにお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
また、ご返信が遅くなり、誠に申し訳ございません。
お問い合わせいただきました「○○」様につきましては、弊社取扱店様となります。
是非、ご検討いただけますようお願いいたします。
今後もレイバン オンラインストアを何卒よろしくお願いいたします。
その他、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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ということで、レイバンじきじきに正規店であると証明された。
コレ以外に通販で正規店を確実に証明する方法はもうないと思う。
ここでトラップだなと感じたのは、レイバンの公式サイトで取扱店舗を検索した時に店名が出なくても正規取扱店である場合があるということだった。今回がまさにそれにあたる。

ちゃんと作れるお店選び
届いた商品にはいろんなものがあったが、ギャランティーももちろん入っていたし、ここに店名のスタンプがきちんと押してあった。
度入りの色付きレンズを作ってもらったため、度の数値や色参考など、カスタムレンズを作ってもらった時の用紙も入っていた。
通販で買う時、フレーム本体、色付きレンズ、度入りレンズの3種を買う必要があるが、ちんぷんかんぷんだったので、これもお店に「どの組み合わせで注文したらいいですか?」とあらかじめ聞き、対応してもらった。
あえて今まで店名を伏せていたが、正規品であることはもちろん、とても良心的なお店だったので名前を出すことにするが
眼鏡達人
というお店だ。
もともと評価の高いお店だったのである程度心配はしていなかったものの、メーカーの一声がどうしても欲しかったので失礼ながら今回は確認をさせていただいた。
メールでのやりとりも早く、丁寧で、なにも問題なく進めることができた。
メガネ作りに不安があれば、買う前にやりとりをすることを強くおすすめする。

ちなみに正規レンズもちゃんと送ってくれる。

究極のサングラスはオリジナル ウェイファーラー クラシック
サングラスの代名詞であるモデル「ウェイファーラー」の中でも最もスタンダードなモデルを買った。
ウェイファーラーはいわゆる「ウェリントン型」と呼ばれるレンズの形で、逆台形でやや縦幅がある。眼鏡の形としても最もスタンダードとされる形だ。
細かなモデルでいうと「ORIGINAL WAYFARER CLASSIC RB2140F 901S 52-22」。
・RB2140…モデル品番。ORIGINAL WAYFARER CLASSICの品番にあたる。
・F…「フルフィット」を意味し、日本人の顔や鼻の高さに合わせてレンズの傾斜がやや浅く、ノーズパッドはやや高く調整されたモデルである。
・901…レンズカラー品番。レイバンのサングラスでも一番ポピュラーな「G-15」というグリーンがかった色のレンズ。
・S…フレームの種類で、この場合つや消しマットブラックのフレームのこと。
・52-22…レンズ横幅52mmで、鼻幅が22mmという意味。
品番を分解するとモデルが分かるので参考にしてもらいたい。
艶ありフレームの方がよりウェイファーラーらしい雰囲気はあるが、指紋が目立ったりツヤツヤで主張するのが自分には合っていないと思いマットブラックにした。
レンズは変えてしまったので、公式の「G-15」ではないが、眼鏡達人さんではほぼ似た色で再現してくれる(レイバンのレンズではないので「同じ」という表現はできない)。



通販のデメリットとは
ものは間違いなく本物だし、レンズも色付き度入りができるし、安く手に入って大満足だが欠点をひとつ挙げるとすればフィッティングされないままだということだ。こればかりはどうしようもない。
実際に届いたウェイファーラーは、自分の顔幅には合っていない。サングラスの方が大きい。だから、近くの眼鏡店に行って調整してもらう必要がある。
おそらくお金は取られない範疇だとは思うが、なんせそこの店で買っていないので、気持ち的に頼みづらいのが難点。
それから、度入りレンズを作ってもらうには眼科で処方箋を出してもらう必要がある。
大抵、通販で買う場合はレンズの商品ページに「○○値が必要なので処方箋を出してもらってください」と言ったことが記載されているはずなので、眼科でも「眼鏡を作りたいんで○○値を測ってほしい」といえば、まず間違いなく理解してもらえるだろう。
処方箋自体は、おそらく2000円前後くらいで出してくれるので、買う前にもらっておくと良い。
正規店かどうかの確認から購入(商品到着)までは、スムースにいけば2週間くらい。
欲しい人は使いたいタイミングを見計らい、逆算していつまでに注文したら良いかを決めよう。
眼鏡達人さんで扱うレイバンは間違いなく本物だと僕自身がメーカーに確かめたので、安心して買っていただきたい。
眼鏡達人さんの楽天市場ページは【こちら】から。
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